LIL interview 10/01/15更新 LIL
上田ユキエinアメリカ☆インタビュー

■2010年初インタビューは、上田ユキエさんです☆
今は、何処にいますか?

★上田ユキエ>
アメリカ、カリフォルニア州のMammoth mountainにいます。

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■アメリカに拠点を置いたキッカケは?

★上田ユキエ>
昨シーズンはK2本社のあるワシントン州シアトルと日本を行ったり来たりして、すごく自由に大きなフィールドで滑れたし、スノーボードカルチャーの原点を見て感じることができました。

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今シーズンは、夏にカリフォルニアに来て凄い魅力を感じ、冬もここに来ることを決めました。
(死ぬまでに絶対味わいたい!)と思っていたサーフィンで波に乗る感覚をやっと得ることもできました(笑)。
世界中いろいろ滑ってきたけど、カリフォルニアではまだ滑ったことがなかったので、自分の中では新たな開拓になっています。
カリフォルニアの雰囲気が大好きです!

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line■ホームゲレンデはどこですか?

★上田ユキエ>
Mammoth mountain。
とても大きな山です。
パークで有名だけど、オールラウンドに楽しめる山です。
パーク三昧だったらどうしようって、ある程度覚悟して来たんですけど(笑)
想像以上にバックカントリーもフリーライディングもすっごい面白くて最高です。
そして近くにJune mountainという、これもSuper parkなどで有名な山があるんですけど、完全にローカルマウンテンでいつも空いててパウダー滑り放題!
両方の山をベースにしています。


■それは楽しそうですね!
ボードを含めライフスタイルで、アメリカと日本の違いを感じたりしますか?

★上田ユキエ>
アメリカに居ると、日本と時差があるから仕事の時間が決まっていて、人間らしい生活が送れる。
日本でビジネスに追われている時は、正直時間やプライベートも関係なくつい働いてしまう。
日本人は働きすぎ、アメリカ人は遊び上手って感じます。
スノーボードは、日本は日本のスノーボード文化みたいなものも出来ていて、狭い土地の中で楽しめることやアイデアも詰まっていると思う。
でもやっぱりアメリカのゲレンデは広いから、やれることがいっぱいあるし想像力が広がるしスピード感も変わってくる。
スノーボード全体が上手くなると思う。

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■アフター5は何をしてますか?

★上田ユキエ>
お風呂がないからジャグジー入って体の疲れを取って、YOGA。
大体こっちの夕方5時から日本と仕事します。
夕ご飯は日本ぽいもの適当に作って食べて、寝る前にちょっと英語勉強。
週2・3回は滑った後に飲みに行ったり外食に出たりしてます。
クラブやバーの夜遊びはたま〜に(^‐^)


■いいですね☆
じゃ、今の生活で一番気に入ってる所は?

★上田ユキエ>
超、自由!(笑)
今更ながら、こんな人生楽しんでいいのかっていうくらい謳歌しています。
今までもやりたい事目指し、好きな道を歩んできたつもりですが、ホント今が最高!
大好きな事を素直にシンプルに身の回りに置いて毎日を送っています。

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■超自由は最高ですね!
そんな中にも、大変だと思う事はあったりしますか?

★上田ユキエ>
ホームシック(涙)。
日本の家族に会いたくなります。
それはやっぱり遠いし会いたい帰りたいと思ってもすぐに行けない。
2・3日に一度はスカイプで会話してますけど。
会いたいですね。
あとは、やっぱり英語かな。
頑張っているつもりだけど、どうにかできちゃうからそれ以上突き詰めて努力しないと絶対この先の域に行けない。
一対一だと良くても皆の会話に入ると言葉を失ってしまう。
で、落ち込む。
そんな繰り返しです。
努力するしかない!

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■言葉の壁ですね><
今の環境になって、
日本のスノーボードシーンや自分的に、何か感じ方や考え方などに変化はありますか?

★上田ユキエ>
スノーボードシーンも含めてですが。
日本は一貫性を重視するから、何か一つの事をやり続けることに美学があるというか、素晴らしいと評価されやすいと思います。
でもアメリカは多様性を評価する。
例えばスノーボーダーであっても、他の事を始めたりいくつもの顔を持っていることに対して、日本はきちんと結果が見えたり才能があると立証できたときにやっと評価されることが多く、興味を持ったり挑戦する時点では元の事を中途半端や疎かにしているように感じられてしまう。
だからそのプレッシャーから踏み出せなくなったり、余計な批判受けないように足を止めてしまう人が多いと思う。

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スノーボーダーでありながらミュージシャンだったりアーティストだったりビジネスしたりいろんな顔を持っている人はアメリカの方が断然に多いです。
挑戦してダメでも皆あまり気にしない。
日本では後々も叩かれやすいですね。
だからと言って、自分がやりたい一歩を踏み出さないのは私はもったいないと思う。
プレッシャーがあっても、中身のないうわべだけの批判や評価をされたとしても、自分がやりたいなら自分を信じて進んでいく方がいいと思う。
それが嫌で、負けてしまうくらいなら、諦められるくらいなら、その『想い』はそれ程度のものってこと?
それじゃあ自分の可能性を閉ざしてしまうことになる!
失敗して後で悪く言われたっていいじゃん!
失敗なければ成功はない。
そして、『自分の人生』なんだから、人に左右されるものじゃない。

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元々そういう想いでやってきたから、アメリカに来て変化したのではないけど、改めて外から見て感じることはあります。
だからやりたい事持っている女の子達に『やれやれっ♪』って、言いたいですね(笑)
日本に居てもアメリカに居ても、その考えは同じです。


■そうですね。
日本独特の風潮がありますよね。
でも海外行ったら、オリジナルが当たり前って感じれますよね^^
ではでは、今シーズンのこれからの予定は?

★上田ユキエ>
2月3〜5日、苗場でK2の試乗会があります。
それに合わせて帰国します。

2月27日から3日間、北海道ニセコ花園でリルキャンプ!
一日ずつ参加できるから是非一緒に滑りましょう♪
→北海道ニセコ花園リルキャンプ情報☆

その他2月から3月にかけてイベントや試乗会などあちこち出没すると思います。
フリーでは苗場かぐらを滑っています。

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■2月3月は、日本でユキエに会えますね!
では最後に皆様へメッセージをお願いします。
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★上田ユキエ>
私も新たな環境でスノーボードや人生に挑戦しています。
みんなもいろんな挑戦があると思うけど、後でやっておけばよかったって後悔しないように、今出来ること精一杯チャレンジして素敵な一年を送ってください。
自分に与えられた時間をどう過ごすかが、自分の人生の財産になるから☆


■ありがとうございました!
これからも上田ユキエの活躍楽しみにしてくださいね☆

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